風立ちぬ ジブリのアニメの
公開してから1週間、ずっと見たい見たいと思っていた映画が風立ちぬ。
実際に見に行ったのは、昨日の7/30。朝9:30の回に滑り込んだものの、券売機の前に行列ができてた。人気なのかなぁ、と思っていたが、実際に劇場内に入ったら、すでに半分ぐらい席が埋まっていて、自分の後からも続々と入ってくる。会員割引がある日だったからとも思えないぐらい。客層も家族で来ている人も、お年をめした方も、アベック、友人達など、一人の人も結構いたようだ。
予告編もいろいろやってた。スタートレックの新作もたのしみ。
内容は、あまり話さない方が良いのだろうから、話さないでおこう。
まず、気になったのは、効果音を声で作った、と、聞いた事。
今回の映画では、車はもちろん飛行機が出てきたり汽車がでてきたり、かわいい動物は出ていなかったように思うが、無理なんじゃないかなぁ、って思っていたが、そう思って聞いてみても、人の声っぽいものと、え、これも人の声なのか?という2つに分けられた。
でも、物足りなさは、感じなかった。苦労したのだろうなぁ、とは思ったが。
この作品では、あちこちにたくさんのものが書き込まれていて、丁寧に動かすところもあれば、ダイナミックに動くところもある。
この動きが伴う場面では、アニメっぽい誇張したような表現もあるが、反面その衝撃から飛行機が壊れてしまったりする事を強調することができているように思う。
実際に羽根が風を切って飛ぶような表現は、作るのが大変そうなのに、単に設計ミスで壊れた、とは言わせない納得させる、これだけ機体が我慢して我慢して、それでも壊れてしまったのだという納得、そういう印象を強く得たように思う。
自分は、ものを作る仕事に20年以上携わった経験から、非常にシビアなできるかできないかの限界ギリギリという設計を何度か経験したが、お客様に納得してもらえなかったりお客様の所に出向いて一緒に動作させるまで実験を重ねたりと、いろいろ大変だったことを思い出した。
また、きちんと作ったものには、そうでないものにはない何かがあるように思う。実際の仕事でも、他社のものはクレームを出したが、御社のものは、一発で動いたとか、営業の方を通して聞いたこともあった。単に要望通りのものを作る、というところも確かに大事なのだけど、どこまで設計上のマージンというか許容できる余裕度というか、過度の余裕はコストアップにつながるがコストを最小限に、でも、使用する上で性能に余裕をつけるかは、なかなか難しい。
ものを作るという視点の部分と、人と接するという面で、この映画では、結婚というかラブ的な内容が盛り込まれている。
自分は、有川浩さんの作品が好きなので、ラブラブな話も大好きだが、この映画もある意味ラブラブなのだけど、せつないのだ。
ヒロインの女性である菜穂子さんは、持病があり、それでもお互い好きなので一緒にいたい、そういう気持ちがストレートに描かれている。
もうなんというか、相手をほめる言葉がたくさん出てくる。主人公は仕事を投げ出して会いたいが、そうもいかないので会ってすぐにまた仕事に向かい、ヒロインは、治療の為に離れるが会いたくなり、一つの仕事が終えるまでそばにいて働く主人公の姿を心にとどめ、また遠い療養所に戻る、という感じなのだ。
家族が大事なら、仕事を変える、という人もいるかもしれない。でも、好きな仕事に就き、好きな人とも一緒に過ごす事ができる、そんな生活が選べるなら、どちらも捨てずに頑張る主人公というのは、さわやかでかっこいい。でも特別なことではなくて、昔の人はみんなこうだったのかな、とも思う。自分はできていないので、恥ずかしい限りではあるが。
今回も意外な人が声を当てているわけだけど、変な違和感はなかった。宣伝の為に放送されていたメイキング番組では、彼はうそをつかない人なので、と宮崎監督が庵野さんの事を話していたが、主人公も嘘のない、素直の方だった。
映像として、CGを使う実写映画では、もっと大胆なこともできるだろうけど、アニメをアニメのままでうまく表現できているような感じがする。
絵の美しさでいえば、新海誠さんの映画は、風立ちぬよりも上だと思う。リアルな今をアニメにしていると思う。
風立ちぬでは、書き込まれいているものは、写真ではなく、あくまで背景だし、動くところはセル調のまま書かれているのは、あえてなのだと思う。
目指すものが違うのだろうなぁ。
音楽は、それほどいいな、とは感じなかった。モノラルである分も、それほど違いが判らないという印象。でも、過去の宮崎アニメを何度となく見ていると、次第に音楽がいいところでいい感じに入っているなぁ、とか印象が変わることは自分にはよくあるので、初見ではこんなものかもしれない。
あ、そうそう、この映画では、細かいところにいろいろと、と書いたが、一つ特筆して書いておきたいことがあり、それは、メガネのレンズ越しの表現のところ。ある意味デジタル技術でうまく作っていると感じる。こういうところも、こだわりがあるのだろうなぁ、と思った。
この映画では、主人公がすごく頑張っているが、お姫様を助けるためや悪を懲らしめるためではなくて、人の生活という誰もがやっていることをすごく強調して描いているように思う。
機会があれば、もう一度劇場で見たい作品だが、正直見終わった直後の印象は、戦争と恋愛を絡めた時代ドラマ、という印象だった。雰囲気でたとえるなら、xx放送開局xx周年記念ドラマ、みたいな。
それはそれで、狙いなのかもなぁ、とも思う。ただ、頑張っていることがあたりまえなのだ、とこの映画で気が付いた人には、もっと強烈な印象が見終わった後にもあるのかもしれない。自分は、がんばる事は当たり前だと思うので、でも、しばらく経ってから、あんなにがんばってたよな、主人公、って思い返すと、そのがんばりには自分と同じものがあり、共感できる人が自分だけでなくたくさんいるのだろうと想像した。
がんばりとは、結果や記録ではなくて、自分の気持との戦いだと思うので勝ったり負けたり人それぞれだし、がんばりは評価されるのではなくて共感するものだと自分は思うので、それぞれ違ったがんばりをこの作品では、設計士を主人公にした、というだけなのかもしれない。
自分は負けてばかりだが、頑張らないことが恥ずかしい事だと思うので。
さて、終わった後、まず、トイレが混んでた。男の方も混んでいたので、やはり相当の人が見ていたのだと思う。この回だけなのかも?
自分は、トートバックとパンフレットを買って帰った。今回の作品では、かわいい動物などは出てこないので、マスコット的なおもちゃも飛行機ばかり。あとはクリアファイルとかノートとかいろいろ売ってはいたが、購入している人は二人三人ぐらいしかいなかったなぁ。子供が少ないからかもしれないが。
大体アニメの映画を見に行くと、これはどうしようかなぁ、って考えるのだけど、風立ちぬはBD買いたい、って思った。DVDではなくてBDを。来年末あたりまで待つことになるかもしれないが。ディズニーだしねぇ。賞狙ってるのかしらね。
後半は、たいそうな内容になったが、この辺で。
実際に見に行ったのは、昨日の7/30。朝9:30の回に滑り込んだものの、券売機の前に行列ができてた。人気なのかなぁ、と思っていたが、実際に劇場内に入ったら、すでに半分ぐらい席が埋まっていて、自分の後からも続々と入ってくる。会員割引がある日だったからとも思えないぐらい。客層も家族で来ている人も、お年をめした方も、アベック、友人達など、一人の人も結構いたようだ。
予告編もいろいろやってた。スタートレックの新作もたのしみ。
内容は、あまり話さない方が良いのだろうから、話さないでおこう。
まず、気になったのは、効果音を声で作った、と、聞いた事。
今回の映画では、車はもちろん飛行機が出てきたり汽車がでてきたり、かわいい動物は出ていなかったように思うが、無理なんじゃないかなぁ、って思っていたが、そう思って聞いてみても、人の声っぽいものと、え、これも人の声なのか?という2つに分けられた。
でも、物足りなさは、感じなかった。苦労したのだろうなぁ、とは思ったが。
この作品では、あちこちにたくさんのものが書き込まれていて、丁寧に動かすところもあれば、ダイナミックに動くところもある。
この動きが伴う場面では、アニメっぽい誇張したような表現もあるが、反面その衝撃から飛行機が壊れてしまったりする事を強調することができているように思う。
実際に羽根が風を切って飛ぶような表現は、作るのが大変そうなのに、単に設計ミスで壊れた、とは言わせない納得させる、これだけ機体が我慢して我慢して、それでも壊れてしまったのだという納得、そういう印象を強く得たように思う。
自分は、ものを作る仕事に20年以上携わった経験から、非常にシビアなできるかできないかの限界ギリギリという設計を何度か経験したが、お客様に納得してもらえなかったりお客様の所に出向いて一緒に動作させるまで実験を重ねたりと、いろいろ大変だったことを思い出した。
また、きちんと作ったものには、そうでないものにはない何かがあるように思う。実際の仕事でも、他社のものはクレームを出したが、御社のものは、一発で動いたとか、営業の方を通して聞いたこともあった。単に要望通りのものを作る、というところも確かに大事なのだけど、どこまで設計上のマージンというか許容できる余裕度というか、過度の余裕はコストアップにつながるがコストを最小限に、でも、使用する上で性能に余裕をつけるかは、なかなか難しい。
ものを作るという視点の部分と、人と接するという面で、この映画では、結婚というかラブ的な内容が盛り込まれている。
自分は、有川浩さんの作品が好きなので、ラブラブな話も大好きだが、この映画もある意味ラブラブなのだけど、せつないのだ。
ヒロインの女性である菜穂子さんは、持病があり、それでもお互い好きなので一緒にいたい、そういう気持ちがストレートに描かれている。
もうなんというか、相手をほめる言葉がたくさん出てくる。主人公は仕事を投げ出して会いたいが、そうもいかないので会ってすぐにまた仕事に向かい、ヒロインは、治療の為に離れるが会いたくなり、一つの仕事が終えるまでそばにいて働く主人公の姿を心にとどめ、また遠い療養所に戻る、という感じなのだ。
家族が大事なら、仕事を変える、という人もいるかもしれない。でも、好きな仕事に就き、好きな人とも一緒に過ごす事ができる、そんな生活が選べるなら、どちらも捨てずに頑張る主人公というのは、さわやかでかっこいい。でも特別なことではなくて、昔の人はみんなこうだったのかな、とも思う。自分はできていないので、恥ずかしい限りではあるが。
今回も意外な人が声を当てているわけだけど、変な違和感はなかった。宣伝の為に放送されていたメイキング番組では、彼はうそをつかない人なので、と宮崎監督が庵野さんの事を話していたが、主人公も嘘のない、素直の方だった。
映像として、CGを使う実写映画では、もっと大胆なこともできるだろうけど、アニメをアニメのままでうまく表現できているような感じがする。
絵の美しさでいえば、新海誠さんの映画は、風立ちぬよりも上だと思う。リアルな今をアニメにしていると思う。
風立ちぬでは、書き込まれいているものは、写真ではなく、あくまで背景だし、動くところはセル調のまま書かれているのは、あえてなのだと思う。
目指すものが違うのだろうなぁ。
音楽は、それほどいいな、とは感じなかった。モノラルである分も、それほど違いが判らないという印象。でも、過去の宮崎アニメを何度となく見ていると、次第に音楽がいいところでいい感じに入っているなぁ、とか印象が変わることは自分にはよくあるので、初見ではこんなものかもしれない。
あ、そうそう、この映画では、細かいところにいろいろと、と書いたが、一つ特筆して書いておきたいことがあり、それは、メガネのレンズ越しの表現のところ。ある意味デジタル技術でうまく作っていると感じる。こういうところも、こだわりがあるのだろうなぁ、と思った。
この映画では、主人公がすごく頑張っているが、お姫様を助けるためや悪を懲らしめるためではなくて、人の生活という誰もがやっていることをすごく強調して描いているように思う。
機会があれば、もう一度劇場で見たい作品だが、正直見終わった直後の印象は、戦争と恋愛を絡めた時代ドラマ、という印象だった。雰囲気でたとえるなら、xx放送開局xx周年記念ドラマ、みたいな。
それはそれで、狙いなのかもなぁ、とも思う。ただ、頑張っていることがあたりまえなのだ、とこの映画で気が付いた人には、もっと強烈な印象が見終わった後にもあるのかもしれない。自分は、がんばる事は当たり前だと思うので、でも、しばらく経ってから、あんなにがんばってたよな、主人公、って思い返すと、そのがんばりには自分と同じものがあり、共感できる人が自分だけでなくたくさんいるのだろうと想像した。
がんばりとは、結果や記録ではなくて、自分の気持との戦いだと思うので勝ったり負けたり人それぞれだし、がんばりは評価されるのではなくて共感するものだと自分は思うので、それぞれ違ったがんばりをこの作品では、設計士を主人公にした、というだけなのかもしれない。
自分は負けてばかりだが、頑張らないことが恥ずかしい事だと思うので。
さて、終わった後、まず、トイレが混んでた。男の方も混んでいたので、やはり相当の人が見ていたのだと思う。この回だけなのかも?
自分は、トートバックとパンフレットを買って帰った。今回の作品では、かわいい動物などは出てこないので、マスコット的なおもちゃも飛行機ばかり。あとはクリアファイルとかノートとかいろいろ売ってはいたが、購入している人は二人三人ぐらいしかいなかったなぁ。子供が少ないからかもしれないが。
大体アニメの映画を見に行くと、これはどうしようかなぁ、って考えるのだけど、風立ちぬはBD買いたい、って思った。DVDではなくてBDを。来年末あたりまで待つことになるかもしれないが。ディズニーだしねぇ。賞狙ってるのかしらね。
後半は、たいそうな内容になったが、この辺で。